こんにちは。

 

神戸のファイナンシャルプランナー 馬谷です。

公的年金の種類

 

公的年金としては、以下の3種類があり、その働き方によって加入する制度が変わってきます。

 

私は、自営業ですので、国民年金になりますが、会社員の方は厚生年金になります。

 

制度対象者
国民年金日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人
厚生年金厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務する全ての人
共済年金公務員・私立学校教職員など

 

 

よく会社員の方から次のような質問があります。

 

 

「私は会社員だから厚生年金からしか年金はもらえないのですよね?」

 

 

確かに、給与明細の控除欄には、「厚生年金保険料」としか書かれていないので、そう思われるのも仕方ないことなのですが、会社員の方は「国民年金」にも同時加入していますので、将来は、国民年金と厚生年金の両方から年金が支給されることになります。

 

 

国民年金保険料は控除されていないけれど?

 

と聞かれることもありますが、厚生年金保険料に含まれていると考えてもらえればOKです。

 

 

年金の加入手続きに要注意

 

新卒から定年まで同じ会社に勤める人は問題ないのですが、転職したことのある人には、注意事項があります。

 

 

転職する場合、会社を退職してから、新しい会社へ入社するまでに、数か月、間が空くことがありますね。

その間は、無職になりますが、その期間は「国民年金」に加入しなければなりません。

 

 

前の会社(厚生年金)→無職(国民年金)→新しい会社(厚生年金)の流れになるのですが、

 

 

この国民年金に加入する手続きは、自分で役所へ出向いて手続きをする必要があります。

 

あとから手続きすればいいや、とか、次の会社が手続きしてくれるのではと思いがちですが、この手続きしないと、将来、国民年金が満額もらえないことになりますので、注意です。

 

 

新しい会社では、国民年金から厚生年金への変更手続きはしてくれますが、無職の間の国民年金加入手続きまではしてくれません。

 

 

国民年金へ加入し忘れた場合どうすればいい?

 

後納という制度があり、過去2年まで遡って加入することが可能です。

 

数か月分を納めたからといって、どうせ、そんなに金額が増えないのだからと思うかもしれませんが、人生100年で、長生きする時代になっていますから、今、納めておけば、十分、元が取れます。

 

 

ちなみにどのくらいで元が取れるか、計算してみると、

 

保険料1か月分(おおよそ 16,000円前後)を後納すると、

給付額は、年 1,624円 増加します。

(2018年4月時点の 国民年金満額の779,300円/年 を基に計算)

 

給付年数年金増加額の合計
1年目1624円
2年目3248円


9年目14,616円
10年目16,240円

 

10年以上受給すれば、後納金額を上回ることになるので、元が取れます。

 

16,000円/月 は、安くない金額ではありますが、家計に無理のない範囲で納めておくと将来に備えることができます。

 

 

2018年9月末までは、5年以内の納付が可能

 

この後納制度は、通常2年までしか遡れませんが、今は、特例措置が取られており、過去5年まで遡ることが可能です。

 

ただし、2018年9月末までに納付する必要があります。

 

納付は、各市町村窓口になりますので、早めに手続きしておくことをお勧めします。

 

公的年金は、死亡するまでもらえますから、お得な制度と言えます。

 

中身をよく知ったうえで、利用し尽くして、老後に役立てましょう。