今回のような大型連休のあとは、「またしんどい毎日が始まる」とか「行きたくないなぁ」と感じて、モチベーションが上がらないことも多いのではないでしょうか。
わたし自身も会社員時代は、こうしたネガティブな言葉を発しながら通勤していました。
いまでもネガティブな言葉を発することはもちろんあるのですが、ネガティブな言葉を発したままだとモチベーションが上がっていかないので、なるべくポジティブな言葉に置き換えるようにしています。
そうすることで、物事の見方や考え方が変わってくるからです。
今回は、モチベーションを上げるための言葉の選び方についてお伝えします。
モチベーションを上げる言葉、下げる言葉
私たちは、日常的にポジティブな言葉もネガティブな言葉も、どちらも発していますが、思っている以上にこの発した言葉で、自分や周辺の環境に影響を及ぼしているところがあります。
例えば「きれい」という言葉を使ってネガティブな気持ちになる人は少ないと思います。
一方、「汚い」とか「醜い」などの言葉を使うとネガティブに感じてしまうのではないでしょうか。
そう考えると言葉には、「モチベーションを上げる言葉」と「モチベーションを下げる言葉」があることがわかります。
モチベーションを上げる言葉には
ありがとう
助かった
頼りになる
などです。
逆に下がってしまう言葉は
使えない
ダメ
やれ
などでしょうか。
あなたの周りにも、いつもモチベーションの高い人がいませんか?
その人を観察してみると、この「モチベーションを上げる言葉」をよく使っていることがわかりますので、今度観察してみてください。
このような人たちのように、ポジティブな言葉を使うことで、モチベーションが上がり、自分自身や周辺環境をよい方向に変えていくことができるようになります。
ネガティブからポジティブに置き換える
先ほどポジティブな言葉を使うほうがよいとお伝えしましたが、普段生活していればネガティブな言葉もたくさん出てくると思います。
それを急にいつもポジティブな発言をしろって言われても難しいですよね。
実際、私自身もネガティブな言葉を発することがありますので、ポジティブに置き換えることが難しいことはよくわかります。
そこで、自分が普段よく使ってしまう「ネガティブ言葉」を一つ取り上げて、その言葉に注目してみてください。
そして、そのネガティブ言葉を発してしまったときに、ポジティブな言葉に置き換えてみるのです。
例えば、仕事から帰ってきて
いつも「今日も嫌な1日が終わった」
と発言していると、ネガティブな気持ちで1日が終わってしまいます。
そこで
ネガティブな発言をしたあとに
「でも今日は、新しい◯◯の仕事が経験できた」
とか
「△△さんから勉強なる話が聞けた」
とか
ポジティブな発言に置き換えてみてください。
注意する点としては
ネガティブな発言をした自分を責めるのではなくて、そういう自分がいるという認識をしたうえで、ポジティブな発言をするようにしてください。
「ネガティブな発言をしてはいけない」とか「ポジティブな発言をしないといけない」とか考えてしまうと逆にそれがストレスになってしまいます。
ネガティブ言葉を発してしまったときに
「あーまた言っちゃったな」
「でも、◯◯できたからよかったな」
というように
ネガティブな発言をしたあとに「でも」を入れると、ポジティブなほうに思考が向くと思いますのでオススメです。
ポジティブになるアプリ
私自身もそうなんですが、ネガティブの発言はいくらでも出てくるのに、いざポジティブな言葉を探そうとすると見つからない人もいるのではないでしょうか?
そんなときにオススメなのが
「ネガポ辞典」です。
これはネガティブな意味の言葉を、視点を変えてポジティブな意味の言葉に変換した辞典です。
元々は北海道の高校生がアイデアを提案したもので、高校のデザイン大会で3位を獲得した商品だそうです。
スマホのアプリでも無料で提供されているので、興味がある人は見てみてください。
人によって感じ方はそれぞれなので、なかには「う~ん あまりしっくりこないな」と思うものもあるかもしれませんが、流して読むだけでもおもしろいですよ。
「物事をポジティブに考え、言葉を発していく方が人生楽しいよな」と思えるようになります。
まとめ
ポジティブな言葉を使えば、「人生幸せになるのか」と言われればそうではないのかもしれません。
でもポジティブな言葉を使うように心がけることで、自分に自信がつくようになりますし、そうすると、モチベーションが維持できて、仕事にもやりがいを持てるようになるのではないでしょうか。
ネガティブな言葉は、自分や周囲にマイナスの影響を与えることがあっても、プラスの影響を与えることはないです。
ポジティブな言葉を発していくことによって、行動の量も質も上がっていくので良い流れになっていきます。
ぜひ試してみてください。